こんにちは。伊東です。
今回は弊社Bypassで使用されているダイナミックリターゲティングという広告手法についてご紹介します。
ダイナミックリターゲティングとは?
そもそもリターゲティング広告はサイト訪問の際にブラウザ内のクッキーを活用し、ユーザが訪れたことのあるサイトの広告を表示させる手法です。
ダイナミックリターゲティングはその表示する広告の中身を動的に(ダイナミックに)変更して表示します。
何を変更するかというと
①商品内容
②広告枠自体のデザイン(テンプレート)
です。
商品内容についてはどんな商品を見ていたのかというデータを基に解析し、その商品を閲覧した人たちがよく見ている(又は購入している)商品が表示されます。
広告枠自体のデザイン(テンプレート)が変わる要因としてはダイナミックリターゲティング広告を載せるサイトが指定している枠サイズであったり、各枠のデザインの違いによる効果(CTR,CVR)の違いがあり、これらの要因を加味して効果が高いテンプレートが採用されやすくなります。
タグ設置のメリット
ダイナミックリターゲティングを行うために以下のタグが用意されています。
- サイトトップページ用
- 商品詳細ページ用
- カートページ用
- CVページ用
この中で、設置が必須であるタグは商品詳細ページ用だけです。
その他のタグは必須ではないですが、設置した方が効果が良い傾向にあります。
例えばカートページ用タグを踏んだがCV(商品購入)せず、サイトから離脱した場合、買い忘れであったり、商品購入を迷ったとみなすことができるので、後一歩で買う可能性が高いと判断できます。
また、以前にCVしたユーザが商品詳細ページ用タグを踏んだ場合、その商品(もしくは類似商品)を買う可能性が、一度もCVしていないユーザと比較して高い(傾向にある)ため、以前CVしたユーザに積極的に広告表示を行うことができます。
おわりに
ダイナミックリターゲティングについてと、タグ設置の必要性について紹介しましたが、これによって少しでもダイナミックリターゲティングについての理解が深められれば幸いです。